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17年継続したdocomoを解約してLINEモバイルにした理由

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こんばんは、いちあきです。

突然ですが、スマホ料金って高いですよね。僕はdocomoを17年使い続けていたのですが、月額で約8,000円支払っていました。

もちろん端末料金は払い終わっていますし、料金プランの見直しも定期的に行って自分に合うプランを選択していました。それでも月額が約8,000円です。docomoは高すぎます。

ずっとずーっと納得がいかなかったので、色々あったこの機会に今話題の格安simに乗り換える決心をしました。

 

僕のようにdocomoをずーっと使い続けてきた方は「ここまで使い続けてきたし……」なんて思っているかもしれません。もしかしたらdocomoに愛着が湧いて離れられないかもしれません。

 

ですが、実際使ってみるとLINEモバイルに乗り換えるだけで月々の料金が安く、通信速度や安定も対して変わらず使い続けられました!

 

ということで今回は毎月高い料金を支払っているdocomoユーザのあなたに向け、LINEモバイルの特徴とメリット・デメリットを解説します。

 

毎月6,000円くらい損しているかもしれませんよ?

 

▼電話料金を6,000円下げることも可能です(公式サイト)

 

 

僕はdocomoが許せない

最初にもお伝えしましたが、僕は17年docomoを使い続けています。

今の僕の年齢が26歳なので、9歳から使用しています。

9歳から携帯持っているなんて、どんなブルジョワだよ!と思うかもしれませんが、両親が共働きで一人っ子の僕はずっとひとりだったので携帯を持たせてくれていました。

当時持っていた携帯は「ドラえホン」でした。

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ドラタッチ1に母、2に父、3におばあちゃんを設定していた記憶があります。

画像は1だけですが、どうやってたのでしょうね…覚えていないです。

 

とにかく、本当に昔からdocomoとお付き合いしてきました。

しかし、年月は過ぎ大人になり携帯代を自身で支払うようになってずっと疑問に思っていました。

携帯料金高すぎないですか?

 

携帯を機種変更しにドコモショップへ向かうたびに新しい料金プランがあったりして、その度プランの見直しを行います。しかし、それでも安くなりません。

それどころか機種変更したら高くなることもありました。

 

最近の大きな出来事はシェアパックの提供です。

シェアパック以降個人の料金が安くなることが少なくなってきました。

(長期契約者なら安くなる"ずっとドコモ割り"は提供されましたが…)

 

そんな中、最近auはピタッとプランをはじめました。

端的に言って、僕のdocomoでのプラント同じように使用したとして、5,000円強です。

docomoだと8,000円に対して、5,000円です。

 

ですが、docomoは追随する気がありません。

もう個人のユーザはどうでもいいということなんですね。

 

docomoを有効活用できている人はシェアパックだけ

実はdocomoの最大の売りはシェアパックなのです。

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シェアパックは家族内でパケットが分け合えるというものです。

docomo公式サイトでも、シェアパックが大々的にプッシュされ、一人でご利用は隅に追いやられています。

つまりは家族全体での囲い込みをしているのです。

 

なので、少なくともシェアパックを利用していないdocomoの人は損をしているだけです。

家族がdocomoじゃないなら、格安simへの乗り換えを検討のうえおすすめします。

 

ここから先の記事については、シェアパックを利用していない方向けになります。

 

LINEモバイルって何?

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この記事を見ているということは、きっとスマートフォンをお持ちだと思います。

なので一度は聞いたことあるでしょう。LINEというメッセージアプリを。

 

LINEの月間アクティブユーザ数は6,600万人だそうです。

半端ない人数ですね。というか日本人口の50%では……

 

LINEモバイルはそんなLINE社が2016年9月に打ち出しました、比較的新しい格安simサービスです。

 

LINEモバイルのメリット

じゃあ結局docomoから乗り換えるのはどうなの?というところですね。

私があえてLINEモバイルに乗り換えたメリットは大きく3つあります。

  1. 価格がめちゃくちゃ安い(ただし電話はあまりしない方向け)
  2. docomoスマホを使用しているならsimフリー化不要ですぐ乗り換えられる
  3. コミュニケーションフリープランでパケットを節約できる(LINEモバイル独自)

それぞれ説明していきますね。

 

価格が安い

docomoからLINEモバイルに変更すると、多くの人は安くなります

ポイントは通話をどれくらいするかです。

 

まず、ドコモの料金プランについてご説明します。

 

ドコモの料金プランは非常にわかりにくい!

docomoの料金プランは理解できていない方が多いと思います。 

docomoは昔から非常に複雑な料金体系を取っており、初心者は一見では理解できません。

 

なので、初心者でもわかるように簡単に解説しますね。

docomoの料金プランは大きく下記の組み合わせになります。

 

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基本プラン:カケホーダイなどの電話料金(必須)

パケットパック:インターネットなどのデータ通信量(必須)

ずっとドコモ割:ドコモの契約期間によって決められる割引

(上記にSPモード使用料金などその他経費を加える)

 

僕の場合は月々約8,000円(税込み)ほど支払っていました

  • 基本プラン  :カケホーダイライト(1,700円)
  • パケットパック:ウルトラデータLパック※20GB(6,000円)
  • ずっとドコモ割:15年以上利用で800円引き(-800円)
  • SPモード使用料など(300円)

更に端末料金の支払いが終わっていなければ、上記に端末料金が加算されます。

なので人によっては恐怖の10,000円オーバーの支払いもありえます

 

ちなみに個人利用で最安プランで組んだ場合は月々約5,000円程度かかります。

  • 基本プラン  :カケホーダイライト(1,700円)
  • パケットパック:データSパック※2GB(3,500円)
  • ずっとドコモ割:15年以上利用で600円引き(-600円)
  • SPモード使用料など(300円)

家族内でパケットをシェアしていないと、これくらい高くなることをわかっていただけたと思います。 

 

なぜこんなに高くなるのか…ヒントはカケホーダイ

ドコモに最初からあって、LINEモバイルに最初からないもの…

それはカケホーダイです。

 

ですが、カケホーダイって本当に必要なのでしょうか?

もちろん、人によっては電話はよく使用すると思います。

シェアパック以外の方のドコモのカケホーダイプランを確認してみます。

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スマートフォンにおいては2つのカケホーダイプランがあります。

(どちらの料金も2年間の定期契約が前提となります)

 

1つ目が「カケホーダイプラン」です。

2014年の6月1日から提供されたプランです。

すべての国内通話が24時間無料になります。

 

2つ目が「カケホーダイライトプラン」です。

こちらは2015年9月16日から提供されたプランです。

5分以内の国内通話はすべて無料になります。

 

これらのプランですが、人によっては1,700円も出す価値は無いと考えています。

 

LINEモバイルの通話料金は「20円/30秒」です。

「2,700円=約68分」「1,700円=約42分」通話することができます。

 

ここが1つの大きなポイントです。

あなたは月に42分通話していますか?

 

僕の場合は月にほとんど通話を行わないのでカケホーダイは不要でした。

 

更に、LINEモバイル独自のサービスとしてコミュニケーションフリープランがあります。

コミュニケーションフリープランでLINEモバイルに加入すると、LINEの電話に使用するパケットが無料になります。

あれ?これもう通常の電話が不要なのではないでしょうか。

 

なので、

  • 電話はそんなにしないなぁ…(目安は月に約42分通話するかどうか)
  • LINE・Skypeの通話で足りています!

という方にはLINEモバイルがオススメとなります。

 

「通話を多くするからカケホーダイは欲しいけど、どうしても格安simを使って安く済ませたい…」という方には「DSDS(デュアルスタンバイ)」による運用もあげられますが、ここでは説明を省きます。興味のある方は調べてみてください! 

 

結局、LINEモバイルっていくらかかるの?

下図をご覧ください。LINEモバイルの料金プランです。

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めちゃくちゃシンプルじゃないですか?

LINEモバイルに変更すると、docomoの複雑な料金プランから開放されます。

僕はこれだけでもdocomoからLINEモバイルに乗り換える価値があると思っています。

※音声通話付きSIMは音声通話を利用1年以内に解約すると違約金9,800円がかかります。ご注意ください。

 

ちなみに僕は赤枠で囲っている音声通話付きの7GBプランを選択しました。

月額2,880円となりました。

(今なら2ヶ月3GBプレゼントなので、実質10GBですね)

 

基本的に料金は上記図以上にかかりません。

オプションは以下の通りありますが、必要な人だけ付属すればOKです。

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これで電話をしなければ月々2,880円になります。

月々8,000円→月々2,880円ですよ!衝撃的な安さですね……

 

データ量に関しては以下の工夫をすることで、なんとかなりそうです。

  • 見たい動画は予めダウンロードする
  • 書籍も同様に予めダウンロードする
  • やたらとYouTubeで音楽を聞かない

これは普段から使える考え方なので、是非実践してくださいね!

 

docomoのスマホ使用者ならsimフリー化不要

ドコモのスマホを使用している人は、NMP(ナンバーポータビリティ)とLINEモバイルの契約以外に現在使用しているスマホのsimフリー化が必要ありません

 

simフリー化は不要なので、現在ドコモの端末を使用されている方が「今すぐLINEモバイルに変更したい!」となったときは、機種変更したときのように今使用されているスマホのsimカードを入れ替えるだけですぐに使用することができます。

(実際はiphoneおよびAndroid共にsimカード挿入後にAPN設定が必要ですが、LINEモバイルが提供している手順の通りに実施すればすぐにできます →APN設定方法 - LINEモバイル

 

これはauやソフトバンクの方には該当しないので、気をつけてください。

 

コミュニケーションフリープランでパケットを節約できる

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先程の料金プランだと、このコミュニケーションフリープランとなります。

  • LINE
  • Twitter
  • facebook
  • Instagram

上記4つのWEBサービスでデータ通信量がカウントされません。

(注意としては、Twitterの動画だけはフリーにならないそうです)

 

これら4つのサービスをよく利用される方は、かなりオススメです。

特にInstagramは画像が中心のため、フリーになるのはうれしいですね。

 

LINEモバイルのデメリットや注意点

料金が安くなって、わかりやすいLINEモバイルですがデメリットや注意点も存在します。

これから説明いたしますね。

 

あわせてこちらの記事もご確認ください。

 

docomoに比べ通信品質が悪くなり、通信速度が低下する

多くの人が気になるであろう通信速度については低下すると言われています。

"言われている"というのは、僕自身がそれほど体感できていないことがあります。

こちらの記事では、各格安simとdocomo(moperaU)の通信速度を比較しています。

この記事から、通信速度は時間・場所・タイミングで変わるということがわかります。

 

人が混雑する場所ほど通信の品質や速度は低下しますし、タイミング次第で通信速度は大きく変わります。(7月度だとLINEモバイルは遅いが、5月度は圧倒的にLINEモバイルがdocomoに次いで最速だった)

 

とはいえ、通信品質や速度は低下するものと覚悟しておくべきでしょう。

今は大丈夫でも将来的にどうなるかはわかりません。

ちなみに通話品質は仕様上docomoと変わりありません。

 

電話料金が高くなる

先程もお伝えしましたが、電話料金はdocomoに比べると割高になるかもしれません。

電話料金は「20円/30秒」です。気をつけましょう。

 

ですが、コミュニケーションフリーによるLINE電話を使用すれば多くの方は問題ありません。

また、音声通話のオプションの「10分電話かけ放題」に加入すれば、無料の通話アプリ「いつでも電話」を使用して行う10分以内の電話がかけ放題になります

ただし、月額880円かかるのと、アプリから電話をかける必要があります。

興味のある方は上記公式サイトをご確認ください。

 

テザリングを行う場合は使用するスマホに注意が必要

LINEモバイルでは一部のスマートフォンがテザリングが不可になります。

こちらは人によっては結構致命的かもしれませんね。

 

しかし、以下の端末は問題なくテザリングが可能です。

  • 2016年夏モデル以降のdocomo端末
  • simフリースマホ

 

なので、現存している多くの端末はテザリングが可能ですし、最近はあらゆる場所で無料wifiが飛んでいるので、そこまで気にする必要もないかもしれませんね。

 

端末故障時の保証オプションや対応が少しややこしい

LINEモバイルにも端末保証オプションが存在します。

ですが、条件や流れが複雑なため、少し使いづらい印象を受けました。

 

効果的に活用できれば、端末故障時も問題なく対応できると思うのですが条件の理解が必須となります。

 

例えば、

  • iphoneは故障時に交換はなく修理のみの受付
  • 持込端末はLINEモバイル申込時に契約が必要
  • 保証は申し込み後の翌月から
  • 保証は上限50,000円まで、超過分は別途請求

などです。

 

これでも一部なので、気になる方は端末保証オプションで調べてみてください。

 

なので、携帯故障時にはサポートに頼らず代替機を用意したり、simカードの移し替えや設定ができない方にはLINEモバイルの使用が難しいです。

ただ、インターネットには情報が溢れかえっているので、調べる力があるならば問題ないと思います。

 

機種変更時に注意が必要

機種変更時に「新品のスマホを買うぞー!」となったときに購入できる端末の種類に制限がでるかもしれません。

例えばiphoneはApple公式で問題なく購入できるのですが、Galaxyシリーズはsimフリー版は技適マークが付いていないものしかありませんので使用してはいけません。(技適マークがなければ電波法違反となります)

 

よって、基本的にはsimフリースマホを購入することになるのですが、希望の機種によってはdocomoのスマホの中古を購入することになります。

(白ロムスマホ(simカードが挿入されておらず、そのままの状態では通信できないスマホ)なら購入しても法律上問題ありません)

ただし、中古スマホは中にはネットワーク利用制限がかけられているスマホ(通称赤ロム)が存在する可能性があります。基本的には購入店舗で交換を受け付けてくれていると思いますが…

 

ドコモの中古スマホのサポートですが、ネットの情報を見ると無償保証期間(購入後1年)であれば対応可能という情報をみかけました。

ですが、情報が少し古いのと必ずしも状況が一致するわけではないので、正直サポートについては期待しないほうがいいでしょう。

 

また、中古スマホを頻繁に買い換える場合は、もしかしたらdocomoで2年周期で買い換えるより高くなるかもしれません

こちらはまだ詳細なシミュレーションができていないのですが、docomoの端末購入サポートを有効活用すればもしかしたらお得かもしれないという考えに至っています。

今後、シミュレーションし、結果をお伝えしたいと思います。

 

故障時の話でもお伝えしましたが、LINEモバイル含め格安simは自分で調べて対応ができなければ向きません。お気をつけください。

 

端末購入のお話はまた後日したいと思います。ご期待ください。

 

料金支払いに原則クレジットカードが必要

地味に面倒な縛りがクレジットカード支払いだと思います。

docomoだと銀行口座引き落としやコンビニ振込ができたので支払い方法は気にならなかったと思いますが、LINEモバイルはクレジットカード払い限定です。

 

支払いにクレジットカードでなく「LINEPayのLINEPayカード(チャージ型プリペイドカード)」を使用する方法もありますが、何もわからない方には難しいと思います。

この時は他の格安simを検討したほうがいいかもしれません。

LINEPayカードについてはどこかで説明したいと思います。

 

サポートがdocomoと比べて少なくなる

LINEモバイルは店舗(家電量販店)で契約などのサポートは受けられますが、問題発生時のサポートはネットからのみになります。

 

また、docomo端末の故障時に上でお伝えしたようにドコモショップに気軽に行って問題なくサポートを受けられるとは限りません。

手厚いサポートを受けたければやはり大手キャリアを契約しておけば、何も考えなくても安心です。

 

口酸っぱく言いますが、LINEモバイルは自分でなんとかするというのが大事です。

 

まとめ

docomoからLINEモバイルに乗り換えるメリットは以下の3つです。

  1. 価格がめちゃくちゃ安い(通話をしなければ)
  2. docomoスマホを使用しているならsimフリー化不要ですぐ乗り換えられる
  3. コミュニケーションフリープランによって通信量が節約できる

 

ざっと思いつくデメリットは以下のとおりです

  1. 通信品質や速度が低下する
  2. 一部端末がテザリング不可
  3. 端末故障時や変更時の対応が難しい
  4. 支払いにクレジットカードが必要
  5. サポートがdocomoに比べて受けづらい

 

僕がLINEモバイルに乗り換えた大きな理由は「安い」かつ「docomoからの乗り換えが簡単だった」からです。デメリットは僕にとってあまりデメリットに感じませんでした。

今もLINEモバイルを使用しています。通信速度はdocomoよりやや遅い気もしますが、誤差の範囲です。他は全く不満点がありません。

 

17年使ったdocomoを解約したときは少し寂しい思いもしましたが、今は全くそんな思いはどっかいきました。むしろ料金プランに怒りさえ湧いてきます。

 

もしLINEモバイルに興味が湧きましたら、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

▼電話料金を6,000円下げることも可能です(公式サイト)

 

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